警察官

刑事

仕事内容

仕事は警察庁で警察組織の調整を行うのと、警察庁に属する各都道府県の警察署で地域で発生した事件を担当する人との2種類に分けれます。

各都道府県の警察署で勤務するには国家試験を受けて合格すれば良いだけですが、警察庁で働くとなると、まずは国家試験に合格した後に、警察庁での試験を受けなければなりません。
警察庁の場合は国家公務員試験で上位に入らないと採用される見込みは少ないです。

各都道府県の警察署では、その組織内部もいくつかの部署に別れています。

交通違反を取り締まる交通部門、国会や空港などを警備する警備部門、犯罪を取りしまる刑事警察部門、市民の安全を守りパトロールする地域警察部門、少年犯罪やストーカー被害などを取り締まる生活安全部門があります。

警察官と言っても、このように仕事内容は幅広く、機動隊や白バイ隊、さらには皇宮護衛官などと特殊な仕事もあります。
ただし機動隊などはエリートでないとなることは出来ません。

参考 : 警察官の機動隊になるにはどの進路を進んでいけば良いのでしょうか?… – Yahoo!知恵袋

国家試験について

警察官になるためには、警察官採用試験に合格する必要があります。
試験は年に数回行われているので、1不合格となってもチャンスはあります。
試験では大学卒、短大卒、高卒によって試験内容は変わり、学力だけではなく運動能力や体力も求められます。
さらに身長制限もあるので、なりたいならまずは各都道府県の警察署のサイトで募集要項を調べてみましょう。

大卒と高卒では初任給は数万円違います。
また警察庁でキャリア組として働きたいなら、大卒であることが絶対条件であり、東大などを卒業した方が有利です。
ただし警察庁で働くなら、毎年の採用人数は10名から多くても15名程度なので、大変狭き門の難易度が高いです。

警察内部での地位を向上させたいなら昇任試験があるので、それを受けて合格すれば良いです。
大卒の方が昇任試験までの期間は短いです。

大卒の方がメリットが多いように見えますが、高卒だと早い段階から現場で仕事をして経験を積むことが出来ます。早くから第一線で働きたいなら高卒の方が有利です。

給与に関して

初任給としては、各都道府県の警察官は、大卒で19~21万円程度です。
公安職となりますので、一般的な公務員よりも給与は高い傾向にあります。

手当としては、ボーナスや通勤手当や住居手当などがあり、宿直手当や雪国だと寒冷地手当などもあります。

鑑識などの仕事だと、特殊勤務手当、銃器を使用しての反対補では銃器犯罪捜査従事手当、爆発物回収時には爆発物処理作業手当が支給されます。

色々と手当はあり、通常の公務員よりも手当は多いです。
地域によっては単身寮や家族寮も備わっているところもありますので、福利厚生関係は充実している職種でしょう。