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医療関係の国家資格

医療関係の仕事をしようと思うと、国家資格が必要な職業は沢山あります。
薬剤師や歯科技工士などがその代表であり、そのような仕事は必ず資格がないと仕事は出来ません。
もしも資格が無いのに仕事をすると、無免許となり逮捕されます。

資格を取得するためには、それぞれの国家試験に合格しないといけませんが、それと共に大学や専門学校へ行って、その職業に対する知識を身につけないと、試験の受験資格を得られないのです。

中には試験のみに合格すれば良い資格もありますが、それ以外はまずは大学や専門学校へ行って学び、そこを卒業した後に国家試験を受験するという形になります。

薬剤師

薬を調合するのが仕事であり、医薬品に関する知識に特化した人です。
一般的には薬剤師は調剤薬局で働きます。
医師の処方の元に、薬を調合します。
またその他に病院で働く方もいます。

薬剤師は薬を調合するだけではなく、患者に対してどの薬をどのように服用すればいいか説明するのも仕事です。
また患者から、薬に対する質問もされることもありますので、それに答えられなければいけません。

診療放射線技師

放射線を用いて検査や治療を行うのが仕事であり、最も有名なのはレントゲン検査でしょう。
がん治療に行われる放射線治療も有名です。

放射線を扱えるのは、医師と歯科医師と診療放射線技師だけであり、放射線は使用量を間違えると人体に悪影響を及ぼすので注意が必要です。
世界で見ると数件放射線被曝事故は起きており、取扱に注意は必要です。

一般的にはビ病院で働く場合が多いですが、放射線の専門家であるために、原子力発電所や検査機関などでも働く人もいます。

言語聴覚士

生まれつき話すことや聞くことが不自由な人に対して、その能力を回復させるのが仕事です。
時には話すことや聞くこと以外にも、食べることや飲み込むことが出来ないという問題も抱えている人もいますんで、そのような事にも対応します。
話すことから食事までをカバーするのです。

主にリハビリを中心として機能回復を図っていき、さらにその原因を探って突止めていきます。
心理的な問題を抱えて機能に影響している場合もあるので、そのような原因も探る場合もあります。
リハビリでは自分だけはなく、他の職業の人とも連携して行っていきます。

歯科技工士

入れ歯や差し歯や被せ物を作るのが仕事です。
歯医者で患者の歯形を取った後に、その歯形を元にして被せ物を作ったりするのが仕事です。
歯に入れる入れ歯などを作るのですから、精密技術が求められ、少しの加工の違いで患者の歯へのフィット感が違ってきます。

歯科技工士は歯科医などとは違い患者と直接接することはなく、歯科技工所で被せ物などを作ったら、それを歯医者へ送ります。
また歯科医院や病院で働く場合は、患者との接する機会もあります。